
オーラソーマとは、上下2層の色彩に分かれた100本以上のイクイリブリアムボトルを用いる新しいカラーケアシステムです。 私たちの心理やその深層部分にまで働きかける「色」を生活の中に意識的に取り入れることにより、心身のバランスを取り、安らかで健全な状態を取り戻します。 カラーケアシステムは最近になって発展したヒーリングシステムです。しかし、歴史をひもとくと、古代エジプトや古代中国の時代には「色」を使った治療が行われていたという記録が多々残っています。 古代の人々は、人間本来の本能的な直感によって、「色」の持つエネルギーが心や体に大きく影響することを敏感に感じとっていたのでしょう。 もちろん現在では科学的に実験が繰り返され、色彩学として発展し、その理論にもとづき、パーソナルなヒーリングだけではなく、医療の場の環境作り、あるいは都市計画などにも応用され成果をあげています。

オーラソーマはロンドン郊外の美しい街テットフォードに、デヴォーラという世界のセンターがあります。オーラソーマの創始者は薬剤師で、リフレクソロジー(足ツボを刺激して身体の痛んだ部分を癒す療法)の治療師だったヴィッキー・ウォールという女性です。彼女は幼い頃より透視能力や霊能力を発揮して、周囲を驚かすような子供でした。 それはある晩のこと、本当に魔法のような夜でした。ヴィッキーは薬を調合するために、いつものように多くの自然の原料を取り扱っていました。と、まるで 何者かにつき動かされたかのように、両手が勝手に動きはじめたのです。みるみるうちに、その両手は1本のカラーボトルを調合してしまいました。それが現在のB1番にあたるボトルです。しかし、当初は彼女にもその二層のボトルがいったい何なのかわかりませんでした。それは奇跡のような出来事だったと、あ とで彼女は語っています。 彼女ははじめ、それが化粧用のオイルか何かだろうと思ったそうです。試しにボトルを振ってみると、なかの色が混ざりあって、深いマゼンタのローションになりました。水分とオイルのバランスは50%ずつ。 黄金率とまったく同じ濃度となります。
オーラソーマによるコンサルテーションは、上下に色彩がわかれている全ボトルから4本選ぶことから始まります。リラックスしながら、色と遊ぶように進んでいくコンサルテーションは、楽しく、美しい経験です。 イクイリブリアムボトルは、オイルと水溶液の二層の液体成分で構成されていて、111本のボトルのそれぞれが特別な意味と効果を持っています。上層は天然の植物の色素で着色されたエッセンシャルオイル(精油)の層、下層はおなじく植物の色素で着色された水溶液の層で、それぞれのボトルの色に対応した、ハーブの抽出液と、鉱物の結晶(クリスタル)のエネルギーが含まれています。